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グループ会社の立替・請求管理がスムーズに。BORDER導入で感じた変化とは?
投稿日:2025.09.03 / 最終更新日:2025.09.03

まん福ホールディングス株式会社は、「「うまい」でこの星をしあわせ一杯に。」をミッションに掲げ、後継者不在の食に関する中小企業の事業を引き継ぐ「食」に特化した事業承継プラットフォームです。創業60年以上の老舗お弁当店「ちがさき濵田屋」をはじめ、現在、国内11社、海外1社のグループを通じて「うまい」を追求し、「日本の食」を未来につなぐべく事業を展開しています。消費者に届くまでの食のバリューチェーン全体で価値を創造し、テクノロジーやサイエンスを活用した食事業の革新に挑戦しています。2021年の創業以降、受け継いだ企業の想いやブランドを守りつつ成長を目指し、グローバル展開にも着手しています。今回は、人事総務を担当する平井様に、グループ会社の出張手配・管理について伺いました。

「出張に伴う複雑な請求・立替処理が課題でした」

人事総務を担当しており、ベンチャー企業ということもあって様々な業務を兼任しています。出張に関しては出張手配と、それに伴う経理業務など、多岐にわたります。

導入前は社長の出張代理手配がメインでしたが、グループ会社が12社あり、各社への出向メンバーも含めて徐々に出張が増えてきました。従業員約20名のうち半数ほどが各グループ会社に出向しているため、出張費用の立替請求が煩雑になっていました。

社長の出張は私が秘書的な業務として、ネット検索や旅行サイトを活用して、コスト面も配慮し個別に手配をしていました。

最も大変だったのは領収書管理と請求業務です。どの出張がどのグループ会社の費用なのか、メモ書きレベルで管理していて、月末の請求書作成時には「あっちの領収書を引っ張ってきて、こっちの領収書も引っ張ってきて」という状況で、非常に手間がかかっていました。

「コストパフォーマンスを重視した選定、決め手は“柔軟な使い方”」

経理担当の方がシステムに詳しく、その方がBORDERを見つけて商談をしたのがきっかけでした。それまでも出張データの一元管理や領収書管理を効率化したいという話は出ていたので、ちょうど良いタイミングでした。

一番の決め手は柔軟かつリーズナブルな料金設定でした。
弊社は定期的に出張があるわけではなく、月に何回かという頻度なので、有人で電話手配してもらう出張代行サービスだと月額費用が高すぎました。

その点、BORDERは「セルフ予約」と「有人対応(チャット)」の両方を状況に応じて選べる柔軟さがあり、時間がない時は有人チャットに条件を送り依頼すれば、提案・手配してくれますし、自分で検索して手配することもできます。手数料はかかりますが、費用対効果と工数削減を考えて、BORDERに決めました。

「社内展開はルール化と簡易マニュアルでスムーズに。申請承認フローでガバナンス強化」

導入当初は社長や限られたメンバーのみの利用だったため、個別にやり方を教えていました。
ただし、2025年の8月に運用方法を大きく変更しました。出張人数が増えてきたことと、ガバナンス強化のために、事前申請承認フローを設けることにしました。各部署の本部長が申請を確認・承認してから手配するという流れに変更しました。

使い方の案内文を作成し、画面録画を使って申請方法などを分かりやすく説明しました。BORDERは直感的なUIで、チャットでスレッドを作る感覚で進められるため、操作自体は簡単です。現時点でも、特に大きな問題は発生していません。

「管理のしやすさと工数の大幅削減を実感」

各グループ会社への請求・立替の取りまとめが楽になりました。
以前はバラバラに手配された出張の領収書を集めて、どの会社に請求するかを整理するのに非常に時間がかかっていました。
BORDER導入後は出張識別ID(出張費用を分類するための機能)を活用して各社名を登録し、最終的にCSVファイルで出力してIDでソートをかけるだけで、各社の立替金額が簡単に把握できるようになりました。

例えば、社長からフライトの便名指定などがない指示の場合でも、有人チャット機能を使えば、希望時間から候補便をいくつか提案してくれるので、調べる時間が大幅に削減できています。タイムラグは多少ありますが、自分で一から調べるよりもはるかに効率的です。

「複数社の出張も迷わない。BORDERの機能を活かした管理術」

出張識別IDを利用しています。各グループ会社名を登録して、どの出張がどの会社の費用かを明確に管理できています。

また、申請承認フローも8月から本格運用を始めました。承認者に役職を登録し、各本部長が承認する仕組みを構築しています。また、帰省手当のような定期的な出張については、総務部経由で処理するなど、用途に応じたフローも設定できています。

海外出張が増えてきているので、LCC(格安航空会社)への対応をお願いしたいです。現在は一部対応できない航空会社があるため、別サイトで手配することもあります。

また、ホテル予約サイトの選択肢拡大も希望しています。他のサイトと比較して安い場合があるので、より多くのOTAと連携していただけると助かります。

出張管理の観点では、出張記録のCSV出力機能があると便利ですね。誰がいつどこに行ったかを期間指定で一覧化できると、月次や年次のレポート作成が楽になります。

現在は最低限の申請承認フローを設けていますが、今後IPOを目指す過程でさらなる管理体制の強化が必要になるかもしれません。その際も、BORDERの柔軟な設定機能を活用して、コスト管理と業務効率化のバランスを取りながら運用していきたいと考えています。

会社概要

会社名まん福ホールディングス株式会社
事業内容食に特化した事業承継プラットフォーム
住所東京都千代田区岩本町3-7-15 VORT秋葉原Ⅶ
URLhttps://manpuku-hd.jp/

※本内容はインタビュー当時(2025/8/14)のものです。

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