新型コロナウイルスの世界的な流行により、日常生活にも感染対策として様々なアイテムの活用や行動を求められる場面が増えました。日本では手軽に入手できるものも、海外ではなかなか購入できなかったり、日本人には使いにくいこともしばしばです。本記事では、コロナ禍での海外出張で役立つ持ち物を紹介します。
業務渡航時にあると便利な持ち物については以下の記事もご覧ください。
【海外出張手配のいろは/出張編】海外出張に必要な持ち物とあると便利な持ち物
機内持ち込みをはじめ、常に携帯しておきたい物と預け荷物に入れておきたい物で分けて紹介します。
アルコールタイプとノンアルコールタイプがあります。液体物の持込制限を確認しましょう。
<機内持ち込みの条件>
1容器あたりの容量または質量が0.5kgまたは0.5リットル以下であり、かつ1人当たり2kgまたは2リットル以下であること。
※非放射性の化粧品類・医薬品類とスポーツ用品・日用品のスプレーあわせて2リットルまたは2Kgまでです。
なお、一部の空間除菌製品は、使用時に腐食性物質(亜塩素酸ナトリウム水溶液)が生じるため、機内持ち込みおよび預け入れ荷物ともに輸送不可となっています。
例)クレベリン置き型、スティックペンタイプ、フックタイプおよびその類似品
参考:機内に消毒液(アルコール消毒液を含む液体・ジェル・スプレー)は持ち込めますか。|JAL
機内持ち込みと受託手荷物のルールについては以下をご覧ください。
【海外出張手配のいろは/出張編】機内持ち込みと受託手荷物のルール
日頃から飲み慣れている薬を持参してください。現地の薬局でも、薬は入手可能ですが効きすぎてしまったり、購入する際に効能を正しく判断できない可能性があります。飲み合わせもあるので、現地で新たに薬を購入した際は気を付けましょう。
コロナ禍においては、感染対策としてブランケットの貸出を中止していることがあります。機内は冷えることが多いため、一枚羽織れるものがあると良いでしょう。
温め不要のレトルト食品やお菓子、のど飴があると、現地の感染状況が急に悪化し、外出が困難になった時やご自身の体調不良の時などにも安心です。
国や地域、航空会社によっては、機内持ち込みおよび預け入れ荷物において、出入国時の食品の持ち出しに制限がある場合があります。渡航国と利用する航空会社のルールを確認してください。
特に注意が必要なものは以下の食品です。
・野菜、果物、香辛料類
・肉類(加工品含む)
・卵製品
・乳製品
カップ麺やお菓子に使われている具材が制限対象になっていることがあります。該当している場合は処罰の対象になる可能性があるので、気を付けましょう。
体調に異変を感じた際に、あると便利でしょう。
リチウムイオン電池や水銀が使用されている体温計の場合、持ち込み制限に該当する可能性があるので、航空会社の手荷物ルールを事前に確認してください。
参考:持ち込み禁止荷物について | 成田国際空港公式WEBサイト
感染が判明したり、ロックダウンで外出が制限された際に、着替えがなくなってしまうと大変です。小分けの洗剤やハンガーがあると良いでしょう。
外出が制限された場合に、宿泊先で過ごす時間が長くなります。海外ではホテルに備え付けのスリッパがあることは少ないため、持参するとリラックスして過ごすことができます。機内に持ち込めば長時間のフライトでも利用出来るので、コロナ禍でなくても、便利なアイテムのひとつです。
コロナ禍での海外出張で役立つ持ち物について解説しました。通常期の業務出張よりも荷物が増えてしまいますが、行動制限がかかると外出することも自由にできず、いざという時に困ってしまいます。いずれも持っていれば新型コロナウイルスの流行に関わらず、海外生活を豊かに送ることが出来る便利アイテムなのでスーツケースに忍ばせておきたいですね。
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